一瞬だけ輝いたバンドが、私の青春を照らしていた
今日は偏愛シリーズです。
偏愛シリーズの時は大体気分が良く、お酒もいい感じで入ってます。
どうしても語りたいネタがあります。
音楽です。
私は兄の影響から洋楽が好きでした。
兄はELOやXTC、T. RexやElton John、Phil Collins、Bon Joviとか色々と好きでした。
私たちはラジカセを使って、カセットテープで録音してました。
80歳過ぎたThe Rolling Stonesがニューアルバムを出す時代
そういえば、The Rolling Stonesがアルバムを出しましたよね?
ほんとすごいですよね。
スーパーバンドです、本当にThe Rolling Stonesはすごすぎます。
最新アルバムもしっかり、The Rolling Stonesでした。
もう感服です。
何十年経っても、ずっと「The Rolling Stones」であり続けている。
これ、当たり前のようですごいことだと思います。
半世紀以上、ずっと同じ場所で燃え続けているモンスターバンド。
文句なしにすごい。
でも今日語りたいのは、実はそっちの「輝き続けるすごさ」ではありません。
一瞬でも輝くことの素晴らしさ
アーティストって、光り輝き続けるのはすごいことです。
でも世の中には一発屋、という言葉もあります。
一瞬だけ燃え尽きた、なんて言われてしまうバンドたち。
私は、そういうバンドの方が好きです。
その一瞬の眩しさが、私の青春の一瞬をそのまま照らしてくれるから。
The Rolling Stonesみたいに何十年も輝き続けるのも素敵。
でも私が大事にしたいのは、たった一瞬、誰よりも眩しかったバンドと、そこで過ごした時間です。
イギリスは階級社会の不満を爆発させるシーンがずっとあって、Sex PistolsからThe Clash、The Cure、The Smiths(布袋さんはきっとこのギターリフ好きだったはず)と、80年代までとにかく層が厚い。
90年代はBlurやOasisのブリットロックからRadioheadが突き抜け、※後年評価が落ちた時期もThe CharlatansやOcean Colour Scene、後期のMansunみたいないい音楽をちゃんと生んでました。
本題は「The Stone Roses」
今日語りたいのは、「The Stone Roses」です。
The Stone Rosesをなぜ語りたいか。
私の青春そのものが、The Stone Rosesのアルバム、「The Stone Roses」に閉じ込められている気がするからです。
だから語らせてください。
The Stone Rosesは2枚のアルバムを出しています。
どちらのアルバムも大好きですが、ファーストアルバムは特別でした。
時代はマッドチェスターと呼ばれる時代で、同じ時代ではHappy Mondaysとかは有名だったと思います。
小学生から洋楽を好きで聴いており、中学の時は群馬の人間ですから、BOOWYやBUCK-TICKを愛してましたが、同時にDavid Bowieや、The Whoといった60年代から70年代の音楽をとても好きでした。
高校に入る時は、BlurやOasisといったブリットロックがとても好きで、特にBlurの『The Great Escape』というアルバムがかっこよくて、
部屋に飾っていたものです。
大学に入り、私の音楽趣味は更に広がり、Rage Against the Machine、Beck、R.E.M.といったオルタナティブバンドが好きで、
コピーバンドをやったりしてました。
そしてテクノも好きになり、Underworld、The Chemical Brothers、Orbital、The Prodigyといった当時はデジロック、今で言うところのブレイクビーツという音楽にハマり、友人と打ち込みやる女子でした。
色々な音楽が尖っていてかっこよかったのが90年代。
Massive Attackのようなハイセンスな音楽(今年のフジロックの大トリです!)もあり、テクノとロックが融合するという、絶妙な時代でした。
90年代という尖った時代に・・
そんな中、私が近くのBookOffにいくと、The Stone Rosesの初アルバム、「The Stone Roses」があったのです。
名前は有名だったし知ってはいたのですが、聴いたこともなかったのですが、とても安かったので買ってみました。
ですが、聴いた時に、デジタルな音楽の耳になっていた私には、全く合わず、聴かないアルバムに入れられており、1年以上、埋もれたアルバムでした。
私は大学の時に気の合う友人と音楽を続けていて、打ち込みとかで音楽を作っていました。
楽しかった大学時代も終わりが近づいてた時に、友人と色々と自分たちが作ってきた音楽を聴き直したり、あのアルバム良かったよね、
みたいな話をしていました。
その時に、ふとその友人が、このThe Stone Rosesのアルバムをセットして流しました。
中途半端に古い音、そして下手っぴなIan Brownのボーカル。
聴くに値しないと買った当時は見定めたのですが・・。
お酒の酔いと、このアルバムの浮遊感が重なったのか、透明な雰囲気、そしてキラキラしたギター。
何もかもが私の楽しかった大学の時代を放出させてくれ、涙しました。
あの「下手っぴ」だと思っていたIan Brownの声。
うまいボーカリストが歌っていたら、この浮遊感は絶対に出ていません。
このふわっとした気だるさも、危うさも、Ian Brownでしか出せない。
このアルバムは、Ian Brownじゃないと成立しなかった奇跡なんだ、とその夜わかりました。
ああ、このアルバム、このためにあったんだ、と思いました。
1曲目のI Wanna Be Adored(崇拝されたい)を聴くたびに、あの夜、友人と聞いたあの部屋での涙した瞬間がそのまま蘇ります。
This Is the Oneは、ゆっくり気持ちが積み上がっていく感じが、大学時代の高揚と重なる曲です。
そして最後のI Am the Resurrection。聴き終えるたびに、何かが浄化されたような気持ちになります。
(私の持っていたのはUS版だったのでFools Goldという名曲が最後に入ってたのですが、アルバム自体としてはなくても良いとおもいました)。
この世界観がとてもたまらなくなり、社会人になってからも好きでい続けました。
社会人になってから
夫とは前の会社で出会いまして、夫は正直よくわからん人でしたw
会社では割と人気な方の部類なのでしょうが、お酒をよく飲んでおり、色々な人とコミュニケーションをとって、ある意味、当時は輝いていました(今は今でいいところはあります)。
夫が誘ってくれる飲み会の中で、夫が音楽が好きだということがわかり、話してみるとOasisが好きだったり、更に昔のThe Whoとかも好きなのがわかり、こいつはおもろいやつだな、という感じで見てました。
そんな飲み会のある日、私は何気なく「The Stone Rosesが好きなんだよねー」みたいなことを口に出したらしいのですが(私は覚えてなく、夫の記憶ですがw)、夫は、急に食いついてきて、最初はキモいなこいつ、と思ったのですが、結局は会話を重ねる中で、彼の面白さと優しさに負けて結婚することになりました。
いざフジロック!
そして、2010年代に入り、このThe Stone Rosesが再結成?と噂になりました。
我々夫婦には大事件!当時はまだ子ども授かってなかったので、これはフジロックにいかねばならない!ということで、夫婦で日帰りThe Stone Rosesを見に行くことになりました。
大勢のファンがそこにはいました。
そしてメンバーがステージに入ってきて、今は亡きManiが「I Wanna Be Adored」のベースを。
もーー、客席はめちゃくちゃ熱が入り、私たちも熱い気持ちになり、会場全体で「アウゥナビアードアー」と熱唱!
近くには外国人の人も多く、本当に盛り上がりました。
隣で汗だくになって歌っている夫の横で、私はふと大学時代を思い出していました。
あの頃、一緒に曲を作っていた彼女は、今どこで何をしているんだろう。
今も音楽を続けているのかな。
そう思った瞬間、目の奥がじわっと熱くなって、涙がこぼれました。
ステージの音と、あの頃の記憶と、隣で歌う夫の声。
全部が混ざり合って、時間が一瞬、大学時代に巻き戻ったような感覚になりました。
一瞬しか輝けなかったとしても、その一瞬に、あの頃のすべてが詰まっている。
音楽って、そういう力を持っているんだと思います。
聴いてきた音楽は、そのままキラキラした記憶と結びついています。
私にとってはたまたまそれがThe Stone Rosesだったのですが、皆さんにとっては、どんな音楽が青春でしたか?
その時の思い出を胸に聴いてみると(お酒を飲みながら聴ける人は特に)、あのときの自分に会えて楽しいです。





音楽はその時代が戻ってきますよね〜✨
私は学生時代はどっぷりBUMP OF CHICKENでした🥰
その時の気持ちまで蘇ってくる音楽の力はすごいです✨✨
音楽は記憶を持っていますね🙂↕️
当時の想いが蘇ってくる感覚は人間ならではです。
The Rolling Stonesがアルバム出したのは知らなかったー!
年齢で言い訳できませんね😅